空間的な広がりと時間的な広がりで学ぶバーチャル経済史

空間的な広がりと時間的な広がりで学ぶバーチャル経済史バーチャル経済史

バーチャル経済史では、複数地域の比較や複数時間の比較によってテーマがおかれた状況を示し、過去の発展や衰退にどのような理由や作用あったかを考えます。

個人レベルや社会社会レベルから政府・国際連合レベルまで多層に分析します。

一つのテーマを時間のなかで考えるだけでなく、空間のなかにも位置づけて説明しています。縦と横のイメージです。広視野経済学の歴史版です。

  • 縦(歴史資料)…Creative Commonsの画像やNHKの映像を借用したり紹介したりしています。
  • 横(地理資料)…としてGoogle Mapなどのサービスを使って、地理的な要素も盛り込んでいます。

これまで経済史は大学で学ぶ授業科目でした。

世界史や日本史と違って人物があまり出てきません。モノ、組織、システムが中心となるので苦手な方が多いと思います。

バーチャル経済史では具体的な画像資料をできるだけ豊富に提示して、経済史を楽しく学べる記事を提供しています。

受験生・大学生・社会人・シニアの方々だけでなく、教員の方には教える技術としてお使いいただけます。

バーチャル経済史

キリスト教伝来から400年かかった日本語の統一

16世紀中頃の日本史ではキリスト教の伝来が主要テーマの一つ。宗教の理念や経典を広めるには発話や文字によるコミュニケーションが不可欠です。キリスト教宣教師たちは聖書の翻訳や通訳の問題をクリア。布教に始まったローマ字の歴史をたどります。
バーチャル経済史

印刷技術の歴史とモバイル資本主義の展開

活版印刷の誕生とから聖書の出版までをたどり、モバイル資本主義の勃興を描きます。本にはモバイル性があります。聖書のモバイル性は活版印刷を生んで、自分自身が伝播していく強力な味方にしたことでした。
バーチャル経済史

スカートの近現代史にみる中国回帰の世界史

いつも報道機関は女性のパンツルックをジェンダーレスとしてとりあげますが、トランスジェンダー報道で欠けている点があります。この点をスカートの近現代史から考えましょう。そこにはヨーロッパ自縄自縛と中国回帰の世界史がみえてきます。
学ぶ技術

日本史からグローバル経済史の流れを学ぶ

今回は日本史からグローバル経済史の流れを学びます。日本史をヒントにしてグローバル経済史で主役となる登場人物を設定します。①中国をとりまく周辺事情:古代の朝貢貿易、②ポルトガルをとりまく周辺事情、③中国の大航海時代、④ヨーロッパの大航海時代。
バーチャル経済史

モノと言葉にみる日本と米国のコーヒー受容

いまではカフェでコーヒーを飲む習慣が定着していますが、立ち止まって歴史をながめると、カフェとコーヒーの巡り合わせは一時的なものです。カフェの語源もまじえてモノ(現物)と語彙・発音との違いをもとにコーヒー(珈琲)の歴史に迫ります。
バーチャル経済史

松本清張・横溝正史の映画にみる近代家父長制

年明け早々から松本清張の作品と横溝正史の作品を映画で見まくっています。それで両者の原作の映画を比較ばかり考えてます。ここでは松本清張と横溝正史が原作の映画を比較して、歴史社会学としてまとめています。とくに近代家父長制を中心に考えます。
バーチャル経済史

GDPの推移にみるグローバル経済史の流れ

この記事ではGDPの推移から世界経済史の流れや転換点を学びます。具体的にはアンガス・マディソンのGDP推計とGDPの推移をみて工業先進国と新興工業国の交替を確認します。登場するテーマや国・地域に関心をもって世界史や経済史を調べる癖をつけてください。
バーチャル経済史

森本六爾と私:アイデンティティの歴史

「六爾になれ!」という祖母の期待は遺言と錯覚したまま私の心に残り続けてきました。2019年の自著で浅田芳朗つながりから森本六爾にも触れ解放された気分になりました。人に期待をすることは、時に人を縛り路頭に迷わせることになります。
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