古代シルクロードの時代を思い出せば、経済活動は国境を超える前提にたっています。
しかし、経済学には運動を国内に限定する部門が多く、グローバル社会でほとんど役立ちません。経済学の評価や立場が下落の一途をたどっているのは、地域や国家の次元で語ってきた経済学が機能不全に陥っている表れです。
- 経済史とは何か。
- 経済史をつかむポイントはどこか。
経済史の所属はおもに経済学部です。立場は経済学の歴史部門の印象が強く、歴史学の経済部門の印象は弱いです。
分析の枠組みは前者だと経済学理論、後者だと歴史学理論になります。