NHK高校講座:高校教育課程の基礎学習に

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経済史ドットコムではNHK高校講座をおすすめしています。

大学受験むけ学習をスタートしたり、これまでの勉強を復習したりするときに、高校教育課程の基礎学習を身につけることができます。

日本のオンライン学習のサービスやアプリのなかで、いつでも・どこでも学習できるツールとしてこれほど優れたものはありません。おうち学習だけでなく、文字どおりどこでも受講ができます。

NHK全般にいえることですが、NHK高校講座はオンライン学習の教材として質的にも数的にも最高のコンテンツを提供してくれるサービスです。

NHK高校講座:高校教育課程の基礎学習に

NHK高校講座は1年間の視聴を通して高校教育課程の基礎が学べる番組です。テレビ・ラジオ・ウェブ(ストリーミング映像)で視聴できます。

全国の通信制高校生の自学自習むけに、1953年にラジオからスタート。1960年にはテレビ放送が開始されました。この講座は全国の通信制高校と連携して、地道にかつ基礎的な内容をしっかり教えてくれます。

オンライン学習が進まなかった日本で先駆けて、2008年にストリーミング配信がスタートしています。昔から番組単位でコンテンツが独立してきたため、デジタル化やIT化によってさらに多くの方々に教材が届くようになりました。

2022年2月現在、テレビ・ラジオあわせて11科目36番組を放映し、年間で約1500番組を数えます。

NHK高校講座は高校生ばかりでなく生涯学習として幅広い世代の方々が使ってきました。講座内容は文部科学省の「高等学校指導要領」や文部科学省による検定済み教科書の内容にそって制作されています(詳しくは「高校講座の学習教材について」)。

現在、この講座は紙媒体のテキストを廃止し、学習メモと理解度チェックの2つをウェブ上にアップロードしています。これをナビゲーションにして、映像授業や音声授業を視聴していく流れで学習します。

使い方

次の2つの学習順序のどちらかが無難です。

  • 学習メモを読む→授業を視聴する→理解度チェックを受ける
  • 授業を視聴する→学習メモを読む→理解度チェックを受ける

番組のビデオやDVDは販売していませんが、この講座のウェブ版がストリーミング配信(ダウンロードができない配信)をしてくれているので、これを使えば授業を繰り返し視聴できます。

次のような受講方法が考えられます。

  • テレビやラジオを定期的に視聴する
  • ストリーミング配信を視聴する
  • 前者を定期的に視聴したあと、後者のストリーミング配信で視聴する

学習メモと理解度チェックもあわせて、自分にあった学習方法を考えてみてください。

特徴

NHK高校講座の特徴を列挙します。

  • 1回の授業が20分なので疲れない。
  • テレビ・ラジオの全科目の放送内容をウェブで視聴できる
  • 各科目とも放送直後から視聴できる
  • 夏期・冬期・春期の講座期間で復習できる(再放送)
  • 字幕をオンにもオフにもできる

学習メモも併用すれば、いっそう理解が深まります。

デジタルコンテンツ(テレビ授業・ラジオ授業)は20分間で構成されています。ウェブでは、1回の授業を10個ほどのパートに分けて掲載しているので、途中から視聴することもできます。

構成

国語

社会(地歴・公民)

  • 日本史(Eテレ)
  • 世界史(Eテレ)
  • 地理(Eテレ)…第1回から第3回までが地図の見方、第4回から第9回までが自然地理、第10回から第25回までが経済地理、第26回から世界各地の地理となっています。
  • 政治・経済(ラジオ第2)
  • 現代社会(ラジオ第2)
  • 倫理(ラジオ第2)

数学

英語

理科

その他

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