国際経済論：グローバル経済の歴史や現状を学ぶ

国際経済論シラバス

授業の到達目標

この授業をとおして、受講者は以下の点を学修できるようになります。

1. 食材やアパレル製品など、身近なモノを多様に楽しむ。
2. 移動と普及という二つの動きを具体的に説明する。
3. モノやコトの広がりを世界の経済動向にそくして考える。
4. デジタル時代のいま、何が必要で何が不要かを判断する。

授業の概要

この授業ではさまざまなモノをとおしてグローバル経済の歴史や現状を学びます。

一つ一つのアイテムやモノを単位に調べ、どんな国や地域がどのように関わってきたかを知ります。そして、国際的な視野で物事を考えられるようになります。

学ぶモノは、食料品、衣料品、電化製品、ITのうち、今までにない斬新な使い方をしたモノです。具体的には、胡椒、書籍、金銀、ミシン、自動車などをとりあげます。

モノ真似ではなく、リープフロッグ型の経済発展を担ったアイテムやモノの斬新さや広がりから経済史の面白さを学びます。

授業計画

1. 自己紹介、授業の概要、学習の方法
2. 現代のスパイス金銀（貴金属）
3. 大航海時代とスパイス銀の経済史
4. 現代の金銀（貴金属）スパイス
5. 大航海時代と金銀スパイスの経済史
6. 現代の書籍（紙媒体とデジタル媒体）
7. 印刷技術と書籍の経済史
8. 現代の列車と自動車（動力からながめる現代の列車と自動車）
9. 蒸気機関車から電気自動車（EV）までの経済史
10. 現代の飛行機
11. 民間利用と軍事利用にみる飛行機の経済史
12. 現代のミシン
13. 近現代におけるミシンと衣服の経済史
14. 現代のデジタル技術（１）オンライン上のクラウドサービス
15. 現代のデジタル技術（２）オンライン上の学習アプリ・学習ツール